オッドアイとは?
ボムシギは虹彩の色が左右異なるオッドアイにゃんこ。オッドアイは、医学的には虹彩異色症(こうさいいしょくしょう)と呼ばれます。
日本では昔から「金目銀目」と呼ばれたそうです。ボムシクは右目が琥珀色で、金色に似た色。左目が青で、銀色ではないけれど同じ寒色系です。金目銀目、わかる気がするニャン(๑ゝω╹๑)
いろいろな瞳の色があるのはなぜ?
瞳の色は地域や人種により、黒、茶色、青、グレーや緑などさまざまです。瞳の色は虹彩(色の部分)に含まれるメラニン色素の量によって変わります。
メラニン色素は、有害な紫外線から身体を守る色素。太陽の光が強い国ではメラニン色素が多く蓄積し、黒や茶色などの濃い色の瞳に。逆に太陽光が弱い国ではメラニン色素の量が少なくなり、青や緑の瞳になります。
目の色が違うと何が違うのかニャン?
欧米では明らかにサングラスを着用する人が多いですが、メラニン色素が少ない、薄い色の瞳を持つ人は、眩しさに耐えられません。そしてボムシギも、青いほうの目だけ涙を流したり、まぶしそうに瞬きすることがたびたびあります。
オッドアイ猫は左右の虹彩の色が異なるため、左右でまぶしさの感じ方が違うのです。
オッドアイ猫の瞳の秘密
また、通常は人間も猫も、両目の瞳孔(真ん中の黒い部分)はほぼ同じ大きさだそうですが・・・
ボムシクの瞳孔を中くらい~明るい場所でよく見ると、青い目の方が、黒目(瞳孔)が大きいです。暗い場所では左右がほぼ同じ大きさです。
瞳孔は両目ともに正常に収縮する(暗い所で拡大、明るい所で縮小)ので、神経系疾患ではなく、これも左右の虹彩の色が違うことが原因だと思われます。